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(更新)おふろ文庫/HOTELニューマスターチ内の図書スペースです

※2023年3月23日更新

ヒトヤ堂が運営する、新たなホテルがオープンしました。

その名も…

『HOTELニューマスターチ』

 

ニューとあるように、もともとは

「ビジネスホテル・マスターチ」という建物でした。

長年、地元の方々からも愛されていましたが一時閉業。

2023年春、『ニューマスターチ』として再始動いたします。

その運営を、この度ヒトヤ堂/ヒガクレ荘が関わらせて頂くことになりました。

本日は、そのニューマスターチ内にある「図書スペース」での

とある取り組みについてご紹介します。

 

【おふろ文庫】

 

レトロな雰囲気が随所に残る、ニューマスターチ。

その中でも一際、個性的なのが「図書スペース」、

その名も「おふろ文庫」

元大浴場を図書スペースにリノベーションしました。

浴槽や、鏡、蛇口などお風呂感が残ります。

これから装飾や、客室にも持ち込み可能な本が並びます。

 

【サウナ室・おふろ文庫】

サウナ室にも、本棚が並びます。

(グランドオープン直後の様子、2023年3月21日)

こちらの本棚に並ぶ本を、みなさんから募集したい、というのが冒頭に述べた「取り組み」です。

読み終わった本(文庫本)。

古本屋さんに持ち込む、寄付する、古紙回収にだす。

これまでにあった本の行先の他に、

ヒトヤ堂の姉妹店のヒガクレ荘(新刊・古本の店)では、

「貸本棚」という形で一般の方に棚の1スペースを借りて頂き、

ご自身の古本を、自分の値付けで販売することができる場を設けています。

自分の本を、大切にしてくれる人に渡したい。

そのような気持ちで、これまでにたくさんの方にご利用いただいています。

その運営の中で意外だったのが、

「本を買い取らなくてもいい。誰か欲しい人にあげて欲しい」という声の多さです。

そして、無造作に「ご自由にどうぞ」というよりは、

「若い時に読んでよかったから、高校生くらいの子に読んで欲しいな」

「この先、自分が読まなくてほこりをかぶってしまうなら、誰かに読んで欲しい」

という、本好きの方の言葉にしていないメッセージも感じました。

・・・

【サウナ室・おふろ文庫】では、

ご自宅にある文庫本を募集いたします。

お預かりした文庫本は専用の「おふろ文庫」の帯をまき、

サウナ室内の本棚に収められます。

受け取るのは、ニューマスターチにご宿泊のお客様、

または一般開放デー※1にお越しいただいた地元の方々。

「サンクスカード(Thank 湯!)」にご記入いただくことで、

「ひとり1冊」までご自宅に持ち帰ることができます。

集まったサンクスカードは、2ヶ月に1度を目安に集計、

本を寄贈いただいた方へお渡しします。※2

(おふろポストに投函されたサンクスカード)

・・・

例えば。

メッセージつきの付箋を挟んで、おふろ文庫に寄贈する。

まだ見ぬ旅人が、その本を受け取る。

その本を見るたびに、静岡の旅について思い出すかもしれない。

例えば。

本を一冊持って、ニューマスターチに泊まる。

その本は、また別の本と交換され、

泊まるたびに新たな本との出会いが連続して繋がっていく。

・・・

おふろ文庫への参加は現在、

・本とおくりものヒガクレ荘

で受付中です。店舗に文庫本をお持ちください。

その際に「おふろ文庫会員」への登録が必要です。

登録はラインのお友達登録だけ。

「サンクスカード」や一般開放デーのお知らせが届きます。

 

おうちにある、眠っている文庫本がありましたら、ぜひお持ち込みください。

 

 

 

※1 施設内を体験できる開放デーを定期的に予定しております。

※2 サンクスカードは2ヶ月に1度ほどのペースで

ご登録いただいたラインに画像を送らせて頂いてます。

また現物はヒガクレ荘でお預かりしています。営業中であれば、いつでも引き取り可能です。

(保管期間1年間)

また寄贈が多い方には郵送での対応も予定しています。

 

【郵送での受付も大歓迎!】

遠方にお住まいの方で、おふろ文庫に参加いただける方は

〒420−0035 静岡県静岡市葵区七間町16-8 ヒトヤ堂

まで「おふろ文庫参加」と明記の上、お送りください。

(送料自己負担、着払いでの受付はできませんのでご注意ください)

 

【注意事項】

・大きく破損しているもの、汚れが目立つもの、公序良俗に反するものなどはご遠慮ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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