ヒトヤ堂

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ヒトヤ堂をつくっていた5月のころ(6)

ヒトヤ堂をつくっていた5月のころ(6)

ある日の休憩中の一コマ。

思わずペットボトルで頭をかかえるF氏でした、その訳は。

パテで石膏ボードの段差を埋めた後は、

左官屋さんが使うような「コテ」で、壁の下地材を塗っていきます。

これ…会社員時代に三年間やりましたが、ちっとも上手くできない。

必要な厚みで、均一に、コテ跡を残さずに壁一面を仕上げるのは、まさに職人技。

さらにこの時は初夏真っ盛りの五月。気温もそこそこ高く、

壁に塗っている内装材も時間が経つごとに固まり、小麦のように、ボロボロ丸まって落ちてしまう。

つまり短い時間で、一気に仕上げる必要があったのです…。

さらに、壁面ならまだしも、

「天井」…これが本当に修行のように疲れます。

まずコテを持つ右手が痛み、定盤を支える左手が重くなり、じわじわ首が悲鳴をあげる…。

そして、この写真に戻るのでした。

恐ろしいことに、まだこれが「下地」の作業だということ。

完成形の姿は、まだどこにもありません。オープン1ヶ月前ほどのころ。