ヒトヤ堂

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ヒトヤ堂をつくっていた5月のころ(9)

ヒトヤ堂をつくっていた5月のころ(9)

時々、更新。

ヒトヤ堂をハーフビルドしていた頃の記録です。

 

前回までは二階の宿泊スペース、一階のラウンジスペースの作業風景でした。

おおかた終わったように思える…のですが、

作業が進むごとに、不思議とやらなければいけないことが増えていくのです。

たとえば、

そう、ヒトヤ堂の建物は二階、一階の他にも

「廊下と階段」という大きな部分がありました…。

この廊下スペース、普段は宿泊の方しか出入りできないため、

見たことがない方も多いかもしれません。

「この建物、もともとは何だったのですか?」

とよく尋ねられるのは、このだだっ広い空間があるせいかもしれません。

喫茶店スペースは、以前から「珈琲舎・茜」さんとして

30年以上営業されていた喫茶店でした。

一方、奥のラウンジスペースから二階の宿泊スペースは

一度スケルトン状態にしているため、ほぼ原型がありません。

そのため、廊下と二階へ続く階段も新築で出来ています。

今回のハードビルドでは、

喫茶店の雰囲気を二階にも取り入れたい、という思いで制作していました。

なので新築の階段の塗装も、少し時間が経ったような

深い色味を心がけました。

「この階段も当時のものですよね?」

と聞かれると、狙い通りに伝わってると分かりホッとします…。

他にもやらなければいけないことは、たくさんあり

例えば、忘れられていた洗面台の扉を塗ったり…。

汚れてしまった壁の色を修正したり…。

ラウンジの塗り残しを塗ったり…。

このころは、1個が終わると新しく10個のやらなければいけないことが

見えてくるような毎日でした。

そして、最後に残した大仕事、

お店の顔となる看板!

新たな看板を別で制作する予定だったのですが、

もともとあった木枠を剥がすことができず、

当時の看板を生かして、新たに制作することにしました。

これは、文字の大きさを見るために

コピー用紙で試し貼りしている様子です。

 

あれ、シャッターも塗り替えしないと、

茜さんの時の電話番号が書かれているな…。

…またひとつ、やることが増えてしまいました…。