ヒトヤ堂のレンタサイクル〜アートとサウナ編〜
まだまだ寒い日が続く1月。
それでも静岡県は全国的にみても温暖な気候。
雪が降らない県としても有名です。
真冬でも冬用のダウンや、ムートンブーツいらずで冬を過ごすことができます。
そんな静岡県なら、冬でもレンタサイクルを楽しむことができますよ!
ヒトヤ堂のレンタサイクルはRINDOW BIKESさんの自転車。
カラーは黄色、緑、グレーの3種類。
シンプルでクラシックな雰囲気の自転車は、街乗りに最適!
今回はこの自転車に乗って、少し遠くのエリア
「登呂」方面を目指します!
https://www.shizuoka-toromuseum.jp
教科書などで誰もが耳にしたことのある
「登呂遺跡」。
日本で初めて弥生時代の水田跡の遺構が確認されたことで知られています。
その登呂遺跡はヒトヤ堂から約4キロ。
歩きだと50分ほどかかってしまいますが、
自転車ならゆっくり走っても30分ほどで着くことができます。
登呂公園内には復元された水田や、収穫された稲を保管した「高床倉庫」などが並び、
約2000年前の田園風景を感じることができます。
今は冬で水田が寂しい雰囲気ですが、
初夏にかけて青々とした水田が広がります。
ですが冬だからこそ良い点があります。
“富士山がハッキリ見えること”
夏の時期は雲がかかりやすいため、富士山が見えないこともしばしば。
冬の時期は空気が澄んでいてハッキリと富士山が見えるうえに
雪が積もった幻想的な姿を見ることができます。
また同じ公園内には、「登呂博物館」があり
登呂遺跡の貴重な出土品や資料を見ることができます。
この施設には屋上テラスがあり、登呂遺跡と富士山を一望することも!
地上からだと周辺の建物に隠れ、富士山の全体を見ることができないため
展望テラスから見るのをオススメします!
また、登呂遺跡と合わせて見ておきたいのがこちら、
「芹沢銈介美術館」。
静岡市に生まれた芹沢銈介は、
「型絵染」で重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された
日本を代表する染色家です。
染色の他にも民芸品のコレクターとしても知られ
年に三回展示替えがあり、その度にテーマ別のコレクションを見ることができます。
ちなみに、この時は「芹沢銈介が愛した椅子と木箱」という企画でした。
ブログ担当が、会期が変わるたびに訪れる美術館。
今の時代でも新しく感じる色彩や模様、
そして膨大なコレクションは1度と言わず、
会期ごとに訪れてほしい一押しの美術館です。
美術館は建築家白井晟一が設計しており、登呂遺跡に溶け込むように
石、木、水といった天然素材を使っています。
また附属施設として、芹沢の住居と工房があった東京・蒲田から移築した
「芹沢銈介の家」があり、毎週日曜日、祝日に公開もされています。
ブログ担当はタイミングが合わず、未だ行けていないこの施設…。
きになる方はぜひ、前泊か当日宿泊してゆっくり訪れてみてください。
そして、せっかく自転車を借りたならば
もうちょっとだけ頑張ってペダルを漕いでみましょう。
目指すのはこちら、「サウナしきじ」!
サウナの聖地として全国に名が知られている、しきじ。
聖地として名を馳せた大きな理由は、”しきじの水風呂”
天然の湧き水を使用していて、
なんと飲料水として利用することもできます!
しきじではマイペットボトルを持参して
水風呂の水を持ち帰る方もよくいらっしゃいます。
でもサウナって暑いだけだし、あんまり好きじゃないんだよなあ…。
という方はぜひ一度しきじに!
かくゆうブログ担当も長年サウナは不得意だったのですが、
しきじに行ってからサウナに入り始めた一人です。
漢方サウナとフィンランドサウナの二種類があり
しきじのサウナは他と比べても「暑い!」のに、
不思議とじっくりと入ることができるんです。
おそらく、湿度が適度に保たれているからなのでしょう…。
そして、水風呂とか絶対無理!という方もぜひチャレンジを!
しっかり汗を流した後に、いざ水風呂へ。
飲料水としても使える天然の湧き水を、全身で味わってください。
しきじにはお食事処も併設しているので、
もう動きたくない!帰るの辛い!となった方は
ご飯を食べて休憩所で一眠り…。なんていうのもいいですね。
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ヒトヤ堂→登呂遺跡(3.7キロ)自転車で約20〜25分
登呂遺跡→サウナしきじ(1キロ)自転車で約7分
所要時間 3時間〜半日