15年ぶりに復活!人宿町【人情祭】
ヒトヤ堂は静岡駅から徒歩12分ほどの
「人宿町」、「七間町」エリアにあります。
東京から静岡に引っ越して来たばかりの頃、
町名の多さと明瞭さに驚いたものでした。
「人」に「宿」と書いて「ひとやどちょう」と読むこちらの地名は
漢字の通り、この場所が宿場町であったことを表しています。
一方、七間町(しちけんちょう)は諸説ありますが、
絹、米、油、魚、木綿などの座が7軒あったという説や
道路の幅が七間(約13メートル)であるという説があります。
いずれにしても、その土地の歴史が分かりやすく町名になっているので、
街を歩いてチェックすると面白いかもしれません。
そんな、人宿町で15年ぶりに催されたお祭りがこちら。
「人宿町人情祭」
OMACHI創造計画とは、
数十年前まで映画館街があり賑わいを見せていたが、現在は一軒のみになり
活気が失われつつあったこのエリアで、
新しく店舗をオープンしながらも
古く根付く店、住まう人が融合し、新たなコンパクトストリートを創造しよう
という計画です。
その一環として、今年15年ぶりに「人情祭」が開催されました。
事前の天気予報では、この日は午前中は雷雨…。
本当に開催するの?どれくらい来客があるの?
と全く想像がつかないまま当日を迎えましたが…。
普段はまばらな通りが賑やかに!
近隣の飲食店が15店露天を出していたり、
駐車場を解放して、似顔絵や服の販売、マッサージなどが受けられるマーケットコーナー、
特設ステージで行われる、
エイサーやモノマネショー、ジャズライブなどなど…
盛りだくさんな内容でした。
ヒトヤ堂の隣の駐車場は
キッズコーナーになっていて、特大バルーンが出現していました…。
その横では「消化器的当てゲーム」という、為になるゲームコーナーも!
そして、ヒトヤ堂の壁に立てかけて制作されていた絵、
SOZOSHA TERRACE の富士山の壁画と同じチームが制作していました。
お祭り当日は仕上げの作業を「ライブペイント」で行ったそうで…
完成していました!みたかった!
そんな、食にアートに音楽にと盛りだくさんな内容の人情祭
無事に閉幕!
また来年からも恒例行事として続くのか、期待しています。