ヒトヤ堂のレンタサイクル〜丸子の歴史とグルメ旅編・後編〜
ヒトヤ堂のレンタサイクルに乗って、
スタッフ3人が静岡市のおすすめサイクリングスポットをご紹介。
今回は前回に引き続き、
和紅茶の発祥の地としても知られる、丸子(まりこ)と宇津ノ谷エリアをご紹介!
コロナウイルスの影響で、駿府匠宿の体験工房がお休み…。
ということで足早に、
最終目的地「明治のトンネル」へ向けて、自転車を漕ぎ進めます。
ですが、この移動の間の写真がほとんどないんですよね…。
それもそのはず、駿府匠塾から明治のトンネルがある宇津ノ谷地区まで
距離にして5.2キロ!
徒歩だと1時間15分もかかるんです…。
道は、ほぼ平坦。とはいえ、なだらかな上り坂で
脚がじわじわ疲れているのを感じます…。
そろそろ休みたい…と思った頃に、宇津ノ谷地区に到着!
⑤13:40 宇津ノ谷の家並み (所要時間30分〜1時間)
宇津ノ谷地区は、旧東海道の丸子宿と岡部宿の間に位置している集落。
静岡市では、宇津ノ谷地区を都市景観条例で「美しいまちづくり推進地区」に指定し、
街並みの保存に取り組んでいます。
そのため、古き良き街並みを感じることができます。
お目当の明治のトンネルは、集落を抜けてすぐの所に!
⑥13:50 明治のトンネル
「おおおお!!!これが行きたいと切望していた明治のトンネル!!!」
正直、観光案内のパンフやネットで検索した画像を見て、
「色彩加工もしてあるだろうし、実物はそこまで面白くないのでは…。」
と思っていました。
が、この圧倒的なパワー。
写真だけでは伝わらないのですが、この日は20度近い晴天。
ですが、明治のトンネルは場所が切り取られたかのように
内部は水で濡れており、天井からも滴り落ちて
ピチャンピチャンといたるところで音を鳴らしています。
ふと、汗だくだった身体に風が吹き抜けます。
まっすぐに伸びるトンネルから吹く冷たい風に当たると、
映画か小説の世界に立っているような感覚に…。
長々と書きましたが何が言いたいかというと、
「カメラ好き・建物好き・レトロ好きな人は行った方が良い!!!」
↑有形文化財にも指定されています。
ちょうど帰り際に、一眼レフカメラと三脚を持った方とすれ違いました。
写真を撮る方には人気のスポットなのかもしれません。
近くには、明治のトンネルの説明が書いてある看板が。
明治のトンネルは日本初の有料トンネルでした。
当初は今のようにまっすぐではなく、くの字に曲がっていたそうです。
明治のトンネルを満喫したあとは、静岡市街へ戻ります。
一度通った道なので、帰りの方が早く感じる…!
道もほぼまっすぐなので、迷わず帰れます。
明治のトンネルで小旅行は終了…のつもりでしたが、
さすがにお疲れ…ということで、甘いものでも食べて行きましょうか。
⑦15:00 茶町KINZABURO (所要時間 30分〜1時間)
今回伺ったのは茶町KINZABUROさん。
静岡老舗茶問屋 前田金三郎商店が運営する、お茶と抹茶スイーツのお店で、
店内にイートインスペースがありデザートもいただけます。
今回はアフォガードを!もちろん、かけるのはエスプレッソではなくお濃茶。
お濃茶アフォガード580円(税抜)。
イートインスペースには販売されているお茶の試飲コーナーがあり、
デザートと一緒にお茶もいただけるのが魅力的。
この日はハーブ入り緑茶、ほのか薫「緑」をチョイス。
レモングラスとミントが緑茶にブレンドされていて、まるでレモネードのよう。
ホットでも飲めますが、試飲コーナーには冷茶がありました。
これが…本当に…おいしい!
自分用と、実家の母用と、ヒトヤ堂スタッフのお土産用に買いました。
10個入りの他に3つパックもあり、ちょこっとしたお土産にぴったり。
またスイーツでは、クリームをワッフルで巻いた「茶っふる」も人気。
食べて帰るもよし、お土産を選ぶのもよし、の茶町KINZABUROさん。
静岡駅周辺にお茶屋さんが多数あるので、お茶の飲み比べをするのも楽しそう…!
お腹がいっぱいになったところで、丸子旅は終了!
丸子と宇津ノ谷エリアの自転車旅、いかがでしたか?
日も延びてきたこの頃、
自転車で静岡を巡ってみませんか?
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